私の看護観

期待

2014.01.08
看護師 岐阜県在住

転職する前に、医療現場にいました。看護師をしていたわけではありませんが、看護助手という職種で10年ほど働いていました。直接の医療行為をすることはありませんでしたが、看護師さんの指示に従い緊急の要する仕事をしていました。その中で私が見ていて素晴らしいなと感じたのは、やはり見る観点が的を得ているということです。何がどうしてどうなっているのかを的確に判断されて働きかけている様子には毎日感心していました。

傷ついた身心を医療という現場で看護されているその姿には、時として助けの祈りに似たもの一命を救う行為は素晴らしく敬愛されるものです。感染症などの病菌に身を守りながら勤務する姿勢、シフトのきつい時間との戦いを垣間見ていました。特に家庭を持った看護師の勤務は激務でつらいことも行くたびもあったことと思います。強くそして適格に行動し人としての理念を持っている人に素晴らしさを見ていました。医療現場にていくら看護助手として働いていたとしても結局のところ資格がないと簡単な爪切りや座薬の挿肛すらできませんでした。

看護師としての無資格な自分がなにもできず無力感を感じていました。学生が毎年入ってきて最初は私たちと一緒に仕事をしていたのに2年3年するうちに看護師として働かれていく様子をはたから見ていて若い子たちはいいな、覚えることも早いし看護師として自信をつけていく様子をはたから見ていて自分だってやれるじゃいか?と思うことがよぎることがたびたびありました。看護師は強い生きていくに強くいられる。給料だっていい。できるものなら今からでも目指したいくらいです。 もう少し早く思い立つべきだったなーとの思いが強くなってます。

現場にたくさんの看護士がいるけど思い上がりのある人も少しは見えるけど、多くの方は本当に昼夜構わ働かれている。この世に医師や看護師がスクラム組んで取り組む姿勢にはどんな時にも敬服です。急変に迅速に対応するそして回復を願いしっかり責任とプライド持って職務に就く。これこそこの職種のだいご味と思う。横から見ている助手から一言「いつもありがとう。そしていつまでもあきらめない看護を全うされることを切に臨んでます。」看護観というと私や素人からは藁をすがるようなことに期待に答えてくれるそんな状況を考えます。止まった心臓を戻して蘇生して死の淵から帰ってくる人たちを1人でも多く救ってください。それをできるのを看護師と医師氏しかいないんですよ!
このエントリーをはてなブックマークに追加